VMAXには不釣り合いなレーシングブーツ。
これを買ったのは、
VMAXに乗り始めて、
大きな車体にようやく慣れ始めた頃だったか。
群馬県の水上から藤原ダム、奈良俣ダム、照葉峡と続き、
片品村へと抜ける県道63号線を走行していた時の事。
片側交互通行の信号待ちで、
停止線を過ぎて止まった前走車に続いて、
バイク1台分を空けて、VMAXを止めた。
と、前走車のバックランプが点灯。
おいおい、停止線まで下がろうとしてる?
前は十分に空いているだろう。
軽くクラクションを鳴らしてから、
こちらもバックしようと両足を踏ん張ったところで、
バランスを崩して見事な?立ちごけ…。
止まった場所がコーナーの途中で、
勾配が付いていたのがバラスを崩した原因。
前走車はこちらに気がついてくれたので、
轢かれることはなかったが、
このことがあってから、
前走車との距離には気を使うようになったな。
倒れた体を起こそうとすると、
すねが車体のフレームに挟まれて抜けてこない。
う〜む、こんなこともあるんだなぁ…。
などと感慨にふけっている場合ではない。
早くしないと、後続車に轢かれてしまう。
倒れた状態から車体を軽く揺り動かして足を抜いた。
幸い、痛みは感じないので負傷はしていない様子。
ロングブーツって、
こういう時のためにあるんだろうか?
そんなことを思いながら、
翌週末にはコレを買っていた。
プロテクターの機能を期待するなら、
普通の革のロングブーツじゃなくて、
こっちだよね?
でも、
足首の向きが固定されているから、
VMAXのライディングポジションだと、
知らず知らずのうちにブレーキを踏んでいる、
とマスツーリングの時に指摘されてからは、
使う機会がなくなってしまった。
DIADORAって、
モータースポーツ、モーターサイクル製品も扱っていたのに、
今はそのかけらもない。
いつ頃やめたのかな?
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